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脳ブロックとは

ピースをケースにぴったりはめるパズルです。解答はモデルにより何百〜何万通りもあるにもかかわらず、その1つのパターンにたどりつくことさえ至難のわざ。時間を忘れて夢中になり、脳の普段使っていない部分を思いっきりストレッチできます!

永久に遊べる!

ピースの収め方の正解パターンは、ピース数10個の一番やさしい「テトロミノ」で783通り、ピース数12個の「ペントミノ」では2,339通り、ピース数13個の「ペントミノ スクウェア」では16,146通り…と、ピース数と形状の相関により指数級数的に解の数が増えていきます。

ピース数24個・最難度の「ヘプタモンド」では正解パターンは10万通りとも、数億通りとも言われており、現在でもその正確な解の数は判明していません。

それほど多くの正解数があるのなら、いずれか1パターン位は簡単に見つけられそうに思えますが、実はその1つにたどり着くことさえ至難のわざ。時間をかけて正解パターンをやっと1つ発見し、2つ目を発見し…と続けるうちに、多くの人が自分の解いたパターンをノートに記録するようになり、このパズルの深い「沼」にはまります。

遊ぶたびに正解はそのつど変化。パッケージに大きく入った「永久に遊べるパズル」というコピーは、この小さなケースに備わった底無しのプレイアビリティの訴求を狙いました。

LINEUP

特長

スマートフォン・PCを使って

このパズルの遊びかたはケースにはめ込むだけではありません。説明書には書けないさまざまな追加の問題や、正解パターンの記録用紙をスマートフォンやPCからアクセス・ご入手いただけます(製品説明書にアクセスQRコードが記載されています)。

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デザイン

ピース色を3色のグラデーションで構成し、「置いているだけで絵になる物体」となることを目指してデザインしました。またパッケージはピースの透明感が伝わるアルミ蒸着袋を採用。ジッパーにより保存袋としてもお使いいただけます。

脳を刺激するピースのカタチ

脳ブロックのピースは単純な立体ではなく、1.6mm厚の板の周囲を6mm幅のへりで囲んだ形状になっています。卓上から持ち上げやすい形であると同時に、凹凸によって指に適度な刺激を与える効果があります。ピースを移動させ、入れ替え、ひっくり返すことを無数にくり返すうちに抹消神経が集中した指を刺激し、脳の活性化も期待できます。

テンヨーの箱詰めパズルの歴史

「プラパズル」から「脳ブロック」へ

1963年、テンヨーは「脳ブロック」の前身となるシリーズ「プラパズル」を発売しました。

幾何学パズルの古典である「箱詰めパズル」を誰でも手軽に遊べる形に製品化したものです。プラパズルは、ピースを取り出してケースに戻すだけの単純なルールにもかかわらず、時間を忘れて夢中になる面白さが評判を呼び、テンヨー最初期の大ヒット作となりました。

1960年代初頭はおもちゃにプラスチックが使われはじめた時期で、パズルの魅力にくわえて素材の新鮮さもヒットの時代的要因となりました。「プラパズル」という名称自体に当時の素材革命のインパクトが刻まれているといえます。

最初の発売から半世紀以上経ったいま、プラスチック製品はどこにでもある物になりましたが、「脳トレ」ブームのもと論理的思考力を養う玩具はますます注目を浴びています。ピースを回転・反転させ、推理と無数のトライ&エラーを繰り返す…普段使っていない脳の部分を思いっきりストレッチできるこのパズルは、いまこそ再提案されるべきものであると我々は考えました。

シリーズ名を「脳ブロック」に一新し、パッケージやピース色を現代的にアップデート。テンヨーは幾何学パズルを再起動します。