脳ブロックFFについて

脳ブロックFFは、6つの正方形を辺でつなげたヘキソミノと呼ばれるピースを36個使用した箱詰めパズルです。ヘキソミノは裏返して同じになるものを同一とみなすと全部で35種類あります。その異なる35個にF の形のピースをもうひとつ加えることにより、ベースがすきまなく埋められています。一度ピースをすべて取り出し、ベースをピースですき間無く埋めることが問題となります。ベースの中央には2本の変化スティックがあり、ベースが左右に仕切られています。変化スティックの位置を変えて、難易度の異なる問題にしたり、左右のピースを入れ替えるなどさまざまな問題にチャレンジできます。

いろいろな場所に変化スティックを置いた問題の回答例

ヘキソミノ

「プラパズルNo.600」

ヘキソミノの異なる35種類のすべてのピースを使用してできる最もシンプルな形が11×19 の長方形から一箇所突起が出た形で、その形のケースに入ったセットが以前テンヨーより「プラパズルNo.600」として販売されていました。商品にはすべてのピースをケースにもどす解答は10 億通り以上と書かれていましたが、現在では200 億通り以上の解答があることがわかっています。
脳ブロックFF を使ってその問題を解くには、変化スティックを図の位置に置き、F のピースを1個にして行ってください。(左右の余白は無視してください)

ケースを使わない問題

ピースをケースの外に出すことで、さらにいろいろな形をつくる問題にチャレンジできます。

※それぞれ多数の解答があります。

長方形問題1

36ピース全部を使用して6×36の長方形を作る。

長方形問題2

36ピース全部を使用して6×18 の長方形を2個作る。

※ⓐⓑそれぞれの同じ場所にFピースを置いて完成させることができます。

回答例

長方形問題3

36ピース全部を使用して6×12の長方形を3個作る。

※ⓐⓑⓒいずれかふたつの長方形の同じ場所にFピースを置いて完成させることができます。

長方形問題4

36ピース全部を使用して6×9の長方形を4個作る。

※ⓐⓑⓒⓓいずれかふたつの長方形の同じ場所にFピースを置いて完成させることができます。

Fの問題1

①Fのピースを2個取り出し、残り34ピースを使って3倍、5倍の高さのFを作ります。

②ピースを全部合わせて6倍のFを作ります。

Fの問題2

Fのピースを2個取り出し、残り34ピースを使って3倍の高さのFを2個、4倍の高さのFを1個作ります。

その他の問題1

36ピース全部を使用して中央に3×3の穴が空いた15×15の正方形を作る。

回答例

その他の問題2

Fをひとつ抜いた35ピースを使用して中央に3×5の穴が空いた15×15の正方形を作る。

その他の問題3

Fをひとつ抜いた35ピースを使用して20×20 の直角三角形を作る。