ヘプタモンド

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難易度

ヘプタモンド
  • テトロミノ      ✭
  • ペントミノ      ✭✭
  • ヘキサモンド     ✭✭✭
  • ペントミノ・スクエア ✭✭✭✭
  • ヘプタモンド     ✭✭✭✭✭

ヘプタモンドの楽しみ方

ピースをケースからを取り出し、ふたたびケースに収めてみましょう。ピースの収め方は10万通り以上。一説には数億通り以上とも…。いまだにその正確な数はわかっていませんが、それほど多くの解答があるにもかかわらず、ただ1つの解答にさえなかなかたどりつけないことでしょう。覚悟を決めて、ヘプタモンドの「沼」に飛び込んでみましょう。

「ヘプタモンド」とは?

このパズルのピースはどれも三角形が7つ集まってできています。三角形7つをつなげてできる形は24種類あり、それら全てが使われています。このパズルの名前の元となったのはダイアモンド(diamond)です。トランプなどのダイアは三角形が2つくっついた形状です。まったく偶然ですが「di」には、ギリシャ語で「2」という意味があります。英語のdilemma(二者択一)やdioxide(二酸化物)などの語源です。つまり「ダイ」「アモンド」は「2つのアモンド」という意味にとれるわけです。そこで三角形7つのピースのこのパズルは、7を表わす「ヘプタ」をくっつけて「ヘプタモンド」と呼ばれるようになりました。

パズルのコツ

ケースの外側から、うずまき状に入れていき、空地の部分が中央にまとまるようにします。1ケ所から拡がるように入れていくと難しくなります。始めのうちはどんどんケースに入っていきますが、最後の数個の駒が入らない場合が多いと思います。駒の形が複雑なものは早目に使ってしまい、単純な形のものをあとに残すようにしましょう。とくに の駒は最後に必要とする場合が多いので、大切にしてください。
また、ケースの両側から入れていくよりも、端から順番に詰めていったほうがうまくいきます。

図1

完成の喜びを記録しましょう

パズルができたら、記録用紙をプリントして、駒の形を書きこんでください。そして、同じ組み合わせを2回記録することのないよう、図1のようにの駒がどこにあるかによって33通りの分類をします。
これは、まずの駒の先端が上を向くように組み合わせ全体を回転させたのち、その先端がどの数字の三角形にあるかを記入するわけです。図1では(13)となります。の駒がケースの右半分にあるときは、全体を裏返しにし、左半分に移してから分類します。図2のような組み合わせができれば(20)と書きこみます。日付けもお忘れなく。

図2(左)図3(右)

対称形、合同形でスピードアップ

図3の太線の部分のように、その組み合わせの中に2駒以上で構成される対称形があれば、そこだけをひっくり返して別の組み合わせを作ることができます。また、斜線の部分は合同形ですから、入れかえることにより、やはり別の組み合わせになります。そのようにして次々と記録してゆけば、かんたんに多くの組み合わせを作ることができます。現在そのようにして、たった1つの組み合わせから9,984通りの組み合わせができたものがあります。